清川屋のあゆみ

清川屋のあゆみ

創始創業1668年、清川屋は
「もてなしの心」を大切に、
時代とともに変化し続けてまいりました。

創始創業1668年、清川屋は
「もてなしの心」を大切に、時代と
ともに変化し続けてまいりました。

創業理念

1668–1989

1668(寛文8年)

茶屋勘右衛門と名乗り創業(船着場前)その後、「茶勘」は茶屋と旅籠屋を兼業する

1850’s

幕末に『清川屋』と名称変更(船着場前)

1870’s

明治に入り、人力車を運営

1886(明治19年)ころ

当時の清川屋は、旅籠屋の傍ら人力車部門も経営しており、その「建て場」として引き子を10名ほど抱えて営業をしていました。人力車業は最盛期には鶴岡に5,6ヵ所の営業所を持つほど繁盛していたといいます。

1886年

大正時代

大正時代、道路拡幅問題が持ち上がり、所有していた土地の大半を失います。それでもなんとか旅館営業を続けていましたが、大泉橋の架け替えと道路拡張工事が行われ、建物面積が半分に縮小され看板のあったメインの建物を取り壊すため、隣の小さな隙間に3階建てを建てました。左方の建物中央、3階建ての建物が当時の清川屋です。

大正時代

1927(昭和2年)

5月20日 販売業としての創業者 伊藤小春が鶴岡駅前に店舗を借用し、日用雑貨を商う小売店を開業

大正末期に庄内地方にも鉄道が敷設され、鶴岡駅にも列車が往来するようになりました。それに伴い、鶴岡駅前周辺の整備が急速に進歩。昭和2年、鶴岡駅前東側に間借りをし、小間物屋を始めます。写真右側の建物が現在のマリカ東館。その写真の切れ目に小さな軒をさし出しているのが清川屋です。再起したばかりの清川屋はわずか6坪の小さな店でしたが、昭和6年には向かいの店に移り、鶴岡で最初の総合物産店を開くまでに成長します。

1927年

1931(昭和6年)

鶴岡駅前に本店新店舗を取得し、お土産店として営業を開始

1940(昭和15年)

生活物資配給所に指定される(塩・たばこ・衣料品)

1949(昭和24年)

本店内に卸部門を併設し、周辺観光地にお土産の卸売を開始

1956(昭和31年)

1956年(昭和31年)

経済が復興し始めた昭和25年ころ、鶴岡市内のあちこちで新しい店づくりが始まり、蛍光灯を使った明るい店に客が集まるようになります。まわりの繁盛ぶりにひきかえ、戦後不振が続いていた清川屋ですが、店舗設計の黒田坤一氏の助言のもと大改装を行い、店舗の近代化を計ることで、土産品専門店として振興していきます。

1956年(昭和31年)の店内

黒田氏による店の改装とともに、商品構成に対してもアドバイスを得て、清川屋は一新。所狭しと並べられているのは、ざく菓子と民芸品。店内は立体的な売場づくりがされています。

1956年

1956年(昭和31年)の店先

隙間なく商品が陳列され、迫力ある店先になりました。この大改装をきっかけに、周囲の店との立場を逆転させるほどの驚異的な売上をあげます。黒田店舗設計では業界誌に清川屋を紹介し、注目の繁盛店として掲載。物産店としての地位を固めていくこととなります。

1965(昭和40年)

6月25日 有限会社清川屋を設立

昭和40年6月25日に有限会社清川屋を設立。鶴岡駅前の本店店舗を第二次拡張し、新装開店します。

1965年

1975(昭和50年)ごろ

外装を中心に第三次全面改装を終えた鶴岡本店。鶴岡駅前再開発直前の店舗です。

1975年

1976(昭和51年)ごろ

鶴岡駅前の再開発により、店舗が取り壊され、仮店舗での営業をはじめます。プレハブ造りの店舗で、倉庫も含め約30坪に縮小されました。営業成績は期待できないと思われましたが、1日100万円売れることも。当時の社員一同驚いたとともに、わざわざ足を運んでいただいたお客様には感謝感謝の毎日でした。

1976年

1984(昭和59年)

東根市山形空港ターミナルビルに「清川屋山形空港店」出店

1984年(昭和59年) 7月

庄内地方から唯一のテナントとして山形空港店ターミナルビルに出店。これが清川屋第一号の支店となり、多店化のスタートとなります。当時、庄内から山形までは車で約3時間。鶴岡の本店からは行ける人材がいない中、清川屋に縁のある親戚が力を発揮し、切り盛りをしてくれました。

1984年

酒田清水屋百貨店に出店

鶴岡ジャスコに2店舗出店(銘店、ギフト店「パーティ」)

1985(昭和60年)

酒田ジャスコ駅前店に出店

1987(昭和62年)

鶴岡駅前再開発ビルマリカ西館に「清川屋鶴岡本店」を新装開店

1987年(昭和62年) 7月

鶴岡市再開発ビル・マリカ西館に「鶴岡マリカ本店」として新装開店。おみやげ屋から、“心”を贈るギフト銘店として新たなスタートを切ります。店内には当時では最新式のショーケース販売を実施するなど、業界においては画期的な販売で話題を呼びました。

1987年

1988(昭和63年)

再開発ビルのオープンに伴い、清川屋の前身である勘右衛門の名をとり、マリカ本店に隣接したそば茶屋「勘右衛門」を開業します。社長と社員が会津・桐屋さんで修業をし、山形産の本物志向のそばを提供するお店として人気を博していましたが、マリカ本店の店舗事業拡大に伴い、惜しまれながらも3年で閉店することとなりました。

1988年

1990–1999

1990(平成2年)

会社組織を変更し、株式会社清川屋となる

1991(平成3年)

酒田ダイエーに出店

庄内空港ターミナルビルに「清川屋庄内空港店」出店

1991年(平成3年) 10月

“陸の孤島”であった庄内地方に待望の空港が開港。当社は地元を代表して、唯一、庄内空港ビルに出店を果たします。また、当時は取得が大変であった酒類販売免許も、当時初孫の常務であった佐藤淳司東北銘醸社長のお力添えにより可能となりました。

1991年

鶴岡ダイエーに出店

1993(平成5年)

通信販売事業部設立

山形市山形駅ターミナルビルに「清川屋山形S-PAL店」出店

1993年(平成5年) 11月

山形市の山形駅ターミナルビルに出店。山形市へ初めての出店であり、山形メトロプラザ店(現・山形S-PAL店)は、県内外の優れたテナントが競い合う状況の中、当社の新たなチャレンジが始まりました。

1993年

1994(平成6年)

酒田市に「清川屋酒田イオン南店」出店

郊外型ショッピングセンターとしてオープンしたジャスコ酒田南店(現・イオン酒田南店)に出店。

1994年

1995(平成7年)

清川屋インターネットホームページを開設

2000–2009

2000(平成12年)

ネット企画室を新設

インターネットモール「楽天市場」に出店

2000年

2001(平成13年)

有限会社茶勘製菓を設立

菓子製造工場を新設

2001年

2002(平成14年)

インターネットモール「ヤフーショッピング」に出店

2003(平成15年)

酒田市酒田駅構内に「清川屋酒田駅店」出店

酒田駅構内の改装のタイミングで酒田駅に出店。お客様に快適に過ごしていただける店舗を目指し、パソコンスペースやコーヒーの飲めるお休み処、さらにはソファのある化粧室など、『旅人をもてなす』スペースを、すべて店内に作ったのです。ただ特産品を販売するだけのお店ではなく、先祖代々の“おもてなしの心”を表現する空間づくりがこの時スタートしました。

2003年

2004(平成16年)

鶴岡市鶴岡インター交差点角に郊外型新店舗「清川屋鶴岡インター店」出店

清川屋初の独立店舗として、鶴岡インター店をオープン。鶴岡ICを降りると、白いギフトボックスのような凛とした姿を現す店舗は、『特産品文化ミュージアム』をコンセプトに掲げ、高級ブランド「エルメス」などを手掛けた水谷壮市先生が設計されました。お客様にゆっくりくつろいでいただけるよう、景観重視の設計によるお休み処や、全国に先駆けて「お子様連れ専用駐車スペース」を設置しています。

2004年

2006(平成18年)

株式会社ネット清川屋を設立

2009(平成21年)

宮城県仙台市に山形県外第一号店清川屋仙台泉パークタウンTapio店」出店

2009年(平成21年) 10月

清川屋の県外第一号店である仙台泉パークタウンTapio店。仙台の高級住宅地・仙台泉パークタウン内にあるタピオへの出店でした。山形の特産品に特化してきた事業を仙台に持っていくべきか―社内で連日連夜の討論を重ね、新たに宮城の商品開発にも取り組み、宮城と山形両方の特産品を厳選する専門店として出発しました。

2009年

第二号店仙台イオン幸町店出店

2010–2019

2010(平成22年)

仙台支店開設

2011(平成23年)

宮城県仙台市に仙台PARCO店出店

2012(平成24年)

清川屋だだっ子農園 開園

2015(平成27年)

鶴岡市に新設された鶴岡商工会議所に「HOUSE清川屋」出店

2015年(平成27年) 4月

「まちなか観光物産拠点」を創造する“体験型おみやげ店”として、HOUSE清川屋がオープン。庄内の食文化を体験できるキッチンスペース「厨~くりや~」を設置し、地元の農産物を使った郷土料理や伝統文化を体験できるイベントを開催。また、鶴岡観光プラザを併設し、伝統工芸品の展示や観光案内も行っています。

2015年

2017(平成29年)

山形市に「清川屋山形ヨークベニマル落合店」出店

2020–

2020(令和2年)

やまぎん県民ホール(山形県総合文化芸術館)に新業態店「0035 BY KIYOKAWAYA(ゼロゼロサンゴーキヨカワヤ)」、高級食パン専門店「許してちょんまげ」をオープン

2020年(令和2年) 6月

「山形になく 山形にしかない」をコンセプトに、オール山形の魅力をつめこんだ日常使いからギフトまで取り揃えたショップ&カフェと、高級食パン専門店の複合施設が誕生しました。店名の「0035」には、山形県の全35市町村にはまだまだ知られていない魅力が溢れている、との想いを概数の最大値4桁に込めたものです。

2020年

宮城県 松島離宮に茶屋勘右衛門ブランドの入ったお店「茶屋勘右衛門 By KIYOKAWAYA 松島本店」をオープン

2020年(令和2年) 10月

宮城県 松島離宮に「茶屋勘右衛門 松島本店」をオープン。一つ一つに作り手の思いと物語を込めたお菓子や、笹かまぼこ・せんべいの手焼き体験コーナーなどを併設しています。

2020年

JR山形駅西口『山形魅力発信モール』内に「0035gather」をオープン

2020年(令和2年) 12月

0035 BY KIYOKAWAYAと同じ敷地内に、山形県の酒蔵&ワイナリーとクラフトを融合したデザイナーストア「0035gather」と、庄内イタリアンの奥田シェフによる「アル・ケッチァーノ」の新店舗「Al-che-cciano con-cert」がオープン。

2020年

2021(令和3年)

清川屋山形S-PAL店内に「茶屋勘右衛門 By KIYOKAWAYA
山形店
」がオープン。

2021年(令和3年) 1月

山形S-PAL店内に新ブランド店茶屋勘右衛門2号店がオープン。茶屋勘右衛門ならではの、ストーリーをもった“おもてなし”のお菓子を提供しています。

2021年

清川屋鶴岡インター店」を改装オープン。高級食パン専門店「許してちょんまげ」2号店とカフェも併設

2021年(令和3年) 7月

鶴岡インター店を改装オープン。ギフトショップ、カフェ、高級食パン専門店「許してちょんまげ」の3つを有するお店として生まれ変わりました。

2021年

2022(令和4年)

清川屋仙台泉パークタウンTapio店」を改装オープン

2023(令和5年)

公式通販サイト」をリニューアルオープン